「水は異なもの味なもの」第4回 水道水の消毒
日本では、水道水は安心して飲めます。
これは、水道水がきちんと塩素消毒されているからです。
塩素は、原水中のマンガン、鉄、細菌やアンモニアの除去等にも効果があり、
細菌類では、特に消化器系病原菌に対して殺菌効果があります。
なお、現在の水道法では、給水栓における遊離塩素濃度を0.1mg/L以上にするように
規定しています。塩素によって消毒されていない水は、
細菌や大腸菌による健康へのリスクがあります。
現在でも、管理されている井戸において、日常管理で塩素の注入が、
ミスやトラブルによって行われず、それらの細菌が検出される事故が
年に数件起きています。(厚生労働省の報告による。)
1980年代、塩素での消毒によって水道水中にトリハロメタンが生成することが
分かりました。トリハロメタンは、川などの水に含まれる、
植物が枯死分解したときにできる腐植質や、
都市排水などの中にある有機物質と反応して発生します。
日本では、水道法により水道水中に含まれる総トリハロメタンの量が定められており、
基準が守られているため、安全性に問題はありません。
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