家電製品の中には、水の特徴をうまく利用しているものがあります。 今回は水の分子構造をうまく利用した、電子レンジの話をしたいと思います。 電子レンジはオーブンのようにヒーターで食品に直接熱を加えるものではありません。 レンジは電波の一種であるマ…
前回に引き続き、水の不思議な性質についてお話します。 今回は水の物理的性質の中の水の融点、沸点の不思議な性質です。 一般に軽い物質は重い物質に比べて動きやすく、その分、 気体になりやすい傾向にあります。 水は軽い部類に入るため、この考え方では…
水について、 「水ほどありふれたものはない。しかし、水ほど不思議なものはない」 とよく言われます。その不思議さについて、 既に触れてきたことを含めていくつかお話しします。 まず、固体の氷が液体の水に浮かぶということです。 氷が水に浮かぶというこ…
今回は、温泉水についてのお話しの続きをしたいと思います。 日本の温泉法では、泉源で採取されたときの水温が25℃以上であれば、 それだけで温泉と言えるし、もし25℃に達していなくても 特定の成分が規定量以上含まれていれば、温泉と定義されることになって…
今回は温泉水についてお話ししたいと思います。 陸地に降った雨の一部はすぐに蒸発しますが、大部分は流水となって海に注ぎ、 また、一部は地中に浸みこんで地下水となります。 火山地帯では地下数キロメートルないし十数キロメートルという、 比較的浅いと…
今回は、前回に引き続き硬水と軟水についてお話しします。 水道水が硬水になるのか、軟水になるのかは、その土地の地質に大きく影響されます。 ヨーロッパや中国の一部地域では、炭酸カルシウムを主成分とする石灰岩地層が広がっています。 つまり、これらの…
今回は、「硬水と軟水」についてお伝えします。 水道水の水質は、国や地域により大きく異なります。 そのなかに含まれる成分、例えば、ナトリウムイオン、カルシウムイオン、 マグネシウムイオンなどの量は、地域によって異なるからです。 ヨーロッパ諸国の…
今回も、前回に引き続き生命を維持するための水についてお話しします。 人間は、食べ物を摂らなくても数日間は何とか生きられます。 しかし、水を切らしただけで脱水症状が起きて、死んでしまいます。 人間は体内の水分のうち、2%が失われると喉に渇きを覚え…
地球規模での水循環で述べたように、私たちの体内でも水の循環が行われています。 今回は、体の中で循環し、生命を維持するための水についてお伝えしたいと思います。 私たちの体を構成している物質のなかで最も多いのは水です。 乳児では体重の約80%、子供…
前回に引き続き、日本における水の状況についてお伝えします。 日本が水に恵まれない理由のふたつめは、日本の気候です。 日本では、梅雨時と台風のときに集中的に雨が降ります。 実際、名古屋では6月、7月、9月の3ヶ月間で年間の約40%の雨が降ります…
「湯水のように使う」ということわざが日本にあります。 このことわざは、アラブの国にもあるのですが、その意味は日本とは正反対です。 つまり、湯水のように「大事に」使うというのがアラブの国での意味です。 砂漠に住む人にとって水は貴重品なのです。 …
私たちの体内でも、水循環が行われています。 老廃物を体外へ排出することで、私たちの健康は保たれています。 地球の場合、水に含まれる有害物は必ず処理されなければなりません。 処理しなければ、有害物は溜まる一方で、地球の環境は悪化します。 46億年…
今回は、地球規模での水の循環というテーマでお話しします。 海、湖、河川をはじめ、地面や動植物の表面から蒸発した水蒸気は、 やがて雲となり、雨や雪となって地表に戻ります。 その水は川となって海に注いだり、地面に浸透して植物に吸われたり、 地下水…
今回は、前回に引き続き、地球上に存在している水についてお話ししたいと思います。 誕生したばかりの地球の表面温度は非常に高かったため、 海はなかったと考えられています。 やがて、地球の表面が冷えて、雨が降るようになりました。 降った雨は溜まって…
今回は、地球上に存在している水についてお話ししたいと思います。 地球が誕生して、約46億年が経ちました。 地球表面の3分の2は海で覆われていて、海の深さは平均3800mにもなります。 そして、海水を含め、地球上にある水の総量は約13億8000万km3あります。…
濃縮水を輸送するときは、検疫を受ける必要があります。 そこで、もっと簡便な方法がないものかと考え、 現地のボトルウオーターを使ってコイの飼育ができないか検討しました。 大量のボトルウオーターでコイを飼育しようというものです。 ボトルウオーター…
前回挙げたコイが現地(宇宙センター)の水道水になじめなかったという問題点から、 現地でも弥富の水でコイを飼育できないか、と考えました。 しかしこの方法では、大量の水を空輸する必要があり、コストがかかります。 そのため、弥富の水を逆浸透膜(RO膜…
これから数回に分けて、当社が、スペースシャトルで行われた 宇宙酔いの実験に協力した話をしたいと思います。 1992年、毛利衛さんが日本人で初めてスペースシャトルで宇宙に旅立ったとき、 毛利さんは愛知県弥富町から運ばれたニシキゴイを使って、宇宙酔い…
水には実に多くの機能があります。 そのひとつとして、さまざまな物質を溶かす力があります。 水によく溶ける物質として、食塩、砂糖、アルコール、酢などがある一方、 油のように、水にほとんど溶けないものもあります。 水の分子内には電気的な偏りがあっ…
今回は、炭酸ガスのような気体が水に溶けるということについてお話しします。 ビールや炭酸飲料には、炭酸ガスが溶けていて、グラスに注ぐと、 泡とともに盛んに出てきます。 ガスが水に溶ける量は、圧力と温度によって決まります。 このことをビールに当て…
日本では現在、水道水は安心して飲めますが、 これを覆す事件もいくつか発生しています。 1996年夏、埼玉県越生(おごせ)町において、住民の約6割で 水道水による集団感染が発生しました。 調査の結果、町営水道が、クリプトスポリジウムという原虫に 汚染さ…
日本では、水道水は安心して飲めます。 これは、水道水がきちんと塩素消毒されているからです。 塩素は、原水中のマンガン、鉄、細菌やアンモニアの除去等にも効果があり、 細菌類では、特に消化器系病原菌に対して殺菌効果があります。 なお、現在の水道法では…
おいしい水の条件は何か。 それは、カルシウムなどのミネラルや炭酸ガスがバランスよく、かつ適量溶け込み、 有機物や残留塩素が少なく、そして、ある程度冷たいことといわれています。 水道水の味をよくする成分として、 カルシウム、マグネシウム、ナトリ…
前回のお話のとおり、わが国の水道水の水質基準は、水道法で決められています。 この基準はおいしい、まずいには関係なく、 飲料水として安全な水質の条件を規定しています。 取水地の水質悪化が進み、生活廃水が流れ込むと、汚染された河川水を浄化して 水…
家庭や職場で水道の蛇口をひねれば「ジャー」と、いつでも水道水が出ます。 朝起きてから夜寝るまでの間、水をまったく使わない生活は考えられません。 ひとたび水道が止まると、生活はたちまち大混乱に陥ります。 一口に「水道水」といっても、日本全国どこ…
来たる6月27日(水)~ 6月29日(金)の 3日間、名古屋国際会議場で開催される 「第24回最新科学機器展」に私たちコトブキグループ(壽工業・壽化工機株式会社) は今回も出展します。 私たちの出展ブースは、イベントホール内「12番」のブースです。 詳しく…
10月18日(水)~ 10月20日(金)の 3日間、滋賀県 長浜バイオ大学ドームで開催される 「びわ湖環境ビジネスメッセ2017」 に私たちコトブキグループは出展します!! premium.ipros.jp 今回の出展テーマは、 「UV-AOP(紫外線促進酸化技術)」を使った排水再…
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┃☆★いまどき★☆コトブキ水処理ニュース★☆ 【 特別号 】┃ http://premium.ipros.jp/kotobuki-grp/╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━本メールは、過去に弊社にお問い合わせやお名刺交換をさせていただいたお客様…
10月26日(水)~ 10月29日(土)の 4日間、ポートメッセなごやで開催される 「メッセナゴヤ2016」に私たちコトブキグループ(壽工業株式会社・壽化工機株式会社)は本年も出展します。 私たちの出展ブースは、「第3展示館」コマ番号は「3D-240」で…
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